そら犬のエサ

ゆるいアニメとかマンガとか、ハードな音楽とか

アニメ『僕の心のヤバイやつ』9話、マンガ『まちカドまぞく』1〜3巻などメモ(2023/05/28)

今日観たアニメとか、メモ。僕ヤバ長め。

 

アニメ『僕の心のヤバイやつ』9話

原作マンガとは異なる順序・構成でアニメの脚本を「再制作」している『僕ヤバ』だが、今回はなかなか重要な話を詰め込んできた感じ。途中、小林の話と「南パイ図書館事件」の話とで分解しそうになってたが、よく頑張ってたと思う。

(玄関で南パイと市川が鉢合わせる、というアニオリが二つの話の統一することに効いてたのかな?)

 

今回の山場、市川が(市川に嫌われたと思い)涙する山田を見て「自分の心のヤバイやつ」に気づくシーンについて。(面倒なので具体的説明はなし。)

 

『僕ヤバ』のタイトルを回収してくる、重要で面白いシーンなのだが、なぜ「山田は、自分(市川)を男避けのために利用するような人じゃない」と市川が判断するのか、は結構なぞ。

 

原作者もこう言ってるし。草。南パイ避けに利用されたこと、市川でもわかってるやろ。

 

まあ、あの判断は「山田の優しさに対する信頼の表現」であり、同時に「(好きな対象を嫌いになろうとする)自分の心の傾向に対抗して、山田を好きであり続けるための判断」とかいう解釈をすれば、まあ、穏当かな?

 

そういえば、最初に「同じマンションに住む人」のこと「おなマン」って言ったよね?これエッチな意味とダブルミーニングだよね*1?のりお先生だし。小学生なので、こういうネタが大好き。

 

アニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』5話

イマイチどの方向性でやってるのかこれまでわからなかったけど、もしかして騎士道物語みたいな感じ?

 

マンガ『まちカドまぞく』1〜3巻

アニメで観た箇所だけど面白い。買ってよかった。

 

四コマだけど、話が全部繋がってるから、コマ数が異常に多いマンガみたいになってて、読み応えがすごい。(2巻でアニメ1クールだから当然か)

 

その他、昨日のメモの補完

昨日、ベロベロに酔っ払ってて、とても書ける状態じゃなかったため、クソみたいなメモになった。

 

sorainu-sky.hatenablog.com

輪るピングドラム』22〜24話について、特に24話で「ピングドラム」によってシンボリックに家族的な絆を確認しあった冠葉と晶馬が、愛によって陽毬と苹果(と世の人々)を助けるシーンは(思想的に激しさもある気がするが)とても良かった。

彼らの「両親」は「(子たちへの)愛」と「世界への絶望」から「人を殺す」という行動に出たのだが、それと兄弟の行動は全く対照的で、同時に両親の罪を償う運命的な行動だったのだろう。

 

にしても、(生存戦略でも出てくる)白と黒のクマの意味合い、とかまで一応整合的な描写で説明してくれたのはすごい。

 

やがて君になる』1〜4巻について、百合なんて全然読まないが、「同性愛と規範」の戦いではなく、一人一人の心情にフォーカスを当てた話でとても面白い。

 

「好き」という感情がわからなかったが(明らかに)恋に落ちてしまった主人公・侑。「好き」を向けられるのが嫌で、自分を好きにならない侑が好きな(侑の想い人)先輩・燈子。「好き」という感情に対して、メタ的な視点を持った2人による恋愛ものなんて、もうこの設定だけで面白い。

 

続き読みたい。なんとかして「侑が燈子を好きである」状態を喜べる燈子になって欲しい。

*1:「おな」と「マン」それぞれに正常と下の意味があるので、正確には2×2=4つの意味がある。ちなみに私のオススメは「おな」を下、「マン」を正常の意味で取る組み合わせ。わけわからんくて面白い。