『明日ちゃんのセーラー服』のマンガが5巻まで無料だったので読んだ。3月31日まで。
昨日はアニメについて話したので、今日はマンガについて思っとことを2、3書く。
作者の異常な愛情
作者の博がイラストレータなだけあって、ストーリーとかよりも「絵」に対する相当なこだわりを感じる。マンガの枠を取り払って、ページを絵に費やす。
正直イラスト、というより描く登場人物たちに対する作者の異常とも言える愛情を感じる。そして、その絵がいいのである*1
または私は如何にして心配するのを止めてストーリーを愛するようになったか
かなり絵へのこだわりが強いため、ストーリーは二の次かな、と最初思っていた(し、実際そんな気がする)。しかし、面白いことに、アニメ化された話以降、ストーリーとして非常に魅力的なマンガになっていく(それ以前が悪いとは言わない)。
お気に入りの話を一つ。
第24話。大雨で、川で遊べなくなったかわりに、雨で水浴びをする話。一枚一枚の絵もいいが、雨中を駆け抜けていく登場人物たちの「動き」が一話(の後半)を通じて、ありありと表現される。すごい。
このほかも、夏祭りの話や旅行の話など、ちょっとぐっとくるような話が、急増する。
ぶっちゃけ、マンガは買いたいけど優先度低め、と考えていた。(買いたい漫画が多いし、何よりお金がない。時間はあるのに。)が、前言撤回、早く続きが読みたい。
それを見越しての5巻まで無料なら、完全にしてやられた感がある…
*1:アニメの絵よりも若干登場人物が幼く感じる。アニメの絵が、中学生とは思えないくらい大人びていた感はあるから、マンガの方が年相応なんだろうか?