そら犬のエサ

ゆるいアニメとかマンガとか、ハードな音楽とか

「陰キャならロックをやれ!」というキャッチフレーズ

昨日は『ぼっち・ざ・ろっく!』のはまじ先生のありがたいコメントについて書いた。

 

sorainu-sky.hatenablog.com

今日は関係あるようで全く関係ない話(もう冬アニメが終わろうとしているのに、全然『ぼざろ』から離れられない)。

 

『ぼざろ』のキャッチフレーズ

さて、「陰キャならロックをやれ!」というのは、マンガ版『ぼざろ』のキャッチコピー。その心は、新聞の崇高なコメントと裏腹に、しょうもない。

インドア趣味なのに派手でカッコいいし人気者になれるし…動機が全部不純すぎる!(1巻54ページ)

なるほど!?こっから推測すれば、要するに、「陰キャが承認欲求を満たすためにロックはええぞぉ」ということだ。

 

そして、アニメでもマンガでも見た人ならわかるように、コメディとしての『ぼざろ』にとって、「陰キャ」と「(後藤ひとりの)承認欲求」は一貫したテーマである。

 

つまり、「陰キャならロックをやれ!」というフレーズは、作品のテーマを簡明に表しているいいフレーズと言えるだろう*1

 

天才後藤ひとりと、ロックで承認欲求を満たせない陰キャたち

さて、我らが後藤ひとりは、天才なので、中学一年生でロックをやればいいことに気づき、高校に入った頃には(ネットでは)プロ級のギタリストである。

 

一方残念ながら、すでに歳をとった多くの人間は、ロックで承認欲求を満たすなんてことは、悲しきかな、遅すぎてできない。

 

だから、私はロックを聴こうと思う。

 

つまり、ロックで承認欲求を満たそうなんてせず、世界中のミュージシャンを承認してあげようと思う。

 

つまりキャッチフレーズは「陰キャならロックを聴け!

 

とりあえず『結束バンド』でも聴くかぁ

*1:もちろん、ぼっちちゃんがバンドに入り、音楽への向かい方が少しずつ変わっていく、という「成長譚」としての『ぼざろ』を忘れてはいけない。